ドキュメント翻訳」でフルドキュメントを翻訳 - 現在、一般提供中
今日では、 ドキュメント翻訳 の特徴 Translator が一般公開されました。ドキュメント翻訳」は、今年2月にパブリックプレビューが開始され、現在は一般提供されています。この新しい翻訳サービスでは、様々なファイル形式の文書を、元の構造や形式を維持したまま、文書全体または文書のバッチを翻訳します。
ドキュメント翻訳は、Word、PowerPoint、Excel、PDFなどのリッチコンテンツを含む大容量ファイルを翻訳するために開発されました。 90の言語と方言.で作成したカスタム用語集やカスタムモデルを適用することもできます。 カスタムトランスレータ を使って、思い通りの翻訳をすることができます。
ドキュメント翻訳」のプレビュー期間中にいただいたご意見をもとに、お客様の翻訳体験を向上させるためのアップデートを行いました。
- 様々なファイル形式を翻訳します。 ドキュメント翻訳は、Word、PowerPoint、Excel、Outlookの現行および従来のOfficeフォーマット(.doc、.docx、.ppt、.pptx、.xls、.xlsx、.msg)、プレーンテキストおよびリッチテキスト(.txt、.rtf)、HTMLファイル(.htmlおよび.htm)、TabおよびComma Separated Values(.tsv、.tab、.csv)、XML Localization Interchange Files(.xlf)、Open Document Text, Presentations, and Spreadsheets(.odt、.odp、.ods)などがあります。
- ドキュメントの言語を自動的に検出します。 文書の言語をサービスに明示的に伝える必要はなく、翻訳を依頼するだけで、サービスが自動的に検出します。
- 複数の言語で書かれた文書を翻訳することができます。 文書に複数の言語が含まれている場合、文書翻訳ではそれらすべてを対象言語に翻訳します。例えば、フランス語の部分、ドイツ語の部分、スペイン語の部分がある文書があった場合、言語ごとに文書を分割することなく、追加の手順なしに文書全体を英語に翻訳することができます*。
- ドキュメントを複数の言語に翻訳する。 一度の依頼で複数の言語に文書を翻訳することができます。
- 1つのファイルや複数のファイルを同時に翻訳することができます。 Azure blobストレージコンテナ内のすべてのファイル、コンテナ内の特定のフォルダ内のすべてのドキュメント、あるいはコンテナ内の単一のドキュメントを翻訳することができます。
- ジョブステータスのフィルタリング。 Get Translations」と「Get Documents」メソッドに、大規模なジョブのステータスをフィルタリングする複数の方法が追加されました。
- セキュリティと認証のオプション Managed IdentityまたはShared Access Signatureを使用して、サービスとストレージ間のアクセスを確立し、Azure Active DirectoryまたはAzure API Managementで翻訳リクエストを認証することができます。
Azureを利用したドキュメント翻訳には、従量制プランと、大量のドキュメント翻訳を行う場合にコストを削減できるD3ボリュームディスカウントプランの2つの料金プランがあります。詳細は以下をご覧ください。 aka.ms/TranslatorPricing.
ドキュメント翻訳の詳細や始め方については、以下のTranslatorのオンラインドキュメントを参照してください。 aks.ms/TranslatorDocs.
リファレンス
- ドキュメント翻訳に関するお知らせ(Tech Community Blogにて
- 翻訳者のドキュメント
- 翻訳者の価格設定
- ご意見・ご感想をお寄せください。 [email protected]
この機能は、1つの言語で書かれた完全な文章を対象としています。複数の言語で構成された文の場合、翻訳が最適でない可能性があります。