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山崎ベニは笑顔でノートパソコンに触れて画面の前面を見ています

使ってわかる 通る企画書3つのポイント

Office を使いこなせばビジネスは変わる × 資料作りのプロフェッショナル山崎 紅さん

営業や社内プレゼン用の企画書づくりは、ビジネス パーソンにとって必須の仕事。だが、「分かりにくい」「言いたいことが伝わらない」などと何度もダメ出しされ、途方に暮れている人も多いのではないだろうか?使い慣れた PowerPoint をもっと活用して、通る企画書を作成するためのポイントを“資料づくりのプロフェッショナル”である山﨑紅さんに聞いた。

Foundation

構成をつかめば企画書は見えてくる

企画書づくりで大切なのは、最初にきちんと構成を決めること。小説で言えば「あらすじ」だ。
「まず、序論、本論、結論という流れをつくってみると、全体の構成が見えやすくなると思います」と山﨑さん。
序論は企画書全体のサマリー(要旨)、結論は文字どおり「まとめ」。
本論については「最低限伝えたいこと、伝えるべきことをツリー状に書き出し、その論拠を補う情報を当てはめていきます。こうすると、集めた情報の中から何を選び、何を捨てるべきかということがはっきりします」。
企画書づくりで陥りやすい失敗の 1 つは、とにかくたくさんの情報を集め、整理もしない状態で並べてしまうこと。これでは相手に「何が言いたいのか」が伝わらないのも無理はない。

ベニ山崎

山﨑 紅さん

Akashi Yamazaki

富士ゼロックス変革マネジメント部マネージャー、人材開発コンサルタント。人事本部人材開発戦略グループ長などを経て現職。コミュニケーション力強化を得意とし、著書、講演多数。成蹊大学非常勤講師も務める。

資料の基本構成

序論
企画書の趣旨(エグゼクティブサマリー)

本論
What

コンセプト 一言でいうと何なのか、企画の概念と目的
実現イメージ この企画が実現するもの、仕組み、状態
予測効果 この企画によって得られる効果

Why
背景 現状分析結果、将来予測(仮説)など

How
手段 具体的な実行方法
スケジュール 実行に必要な時間とスケジュール
コスト 実行に必要なヒト・モノ・カネ

結論
まとめ

必ず通る企画書をつくる 3 つのポイントとは?

伝えたいこと、伝えるべきことを集約すると、おのずと盛り込む情報が減量されるので、企画書の枚数も少なくなる。余分な情報のノイズが減るので、相手に「言いたいこと」がストレートに伝わりやすくなるのだ。では、伝えたいこと、伝えるべきことを集約するうえでのポイントは何か? 山﨑さんは「What、Why、How の 3 つをきちんと押さえること」だとアドバイスする。「What はこの企画がどういうものか、Why はこの企画がなぜ必要なのか、How はこの企画をどうやって実現するのかを伝えるための情報です。この 3 つを相手にすっと理解してもらえれば、企画が通る可能性は格段に高まるはず。営業先への提出資料はもちろん、社内資料も、要旨が明確なら上司の確認や意思決定のスピードが上がります。書くべきことが明確な分、資料作成のスピードも向上しますね」。では What、Why、How をどうまとめればいいのか?次のページから詳しく解説しよう。

知っておきたいパワポ術その 1

最新の環境でもっと充実

「議論を深めたり、イメージを広げるツールとしても PowerPoint は役立ちますね」と山﨑さん。「Office 365 サービス」では、「Microsoft OneDrive」に保存したプレゼンテーションのクラウドでの保存・共有や、「Office Online」を使った共同作業が可能。Web 会議などでの使いやすさはさらに向上した。ほかにも、プロフェッショナルなデザインが一瞬でできる「PowerPoint デザイナー」や、スライド間の切り替えなどが美しく表示される「変形」など、より魅力ある企画書が素早く作れる豊富な機能が搭載されている。

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