多くの人にとって、2020 年は仕事や学習が家の中にやってきた年と感じられることでしょう。引き続き出勤している人にとっては、仕事での安全を確保しながらリモートの同僚とつながる新しい方法を学ぶという課題が生まれています。いずれにしても、2020 年は仕事と学習がクラウドに移った年でした。そして、柔軟な働き方が定着するのは明らかです。Microsoft の働き方トレンド インデックスで実施した調査によれば、管理職の 80% 以上がパンデミック終息後の在宅勤務ポリシーはもっと柔軟になると予測しており、従業員の 70% 以上がそれを活用すると答えています。したがって、かなり大きな変化が次の何週間、何か月間のうちに起きると予想されます。この新しいハイブリッドの世界で個人と組織が成功を続けていくためには、流動的でダイナミックな、クラウドを活用したソリューションが必要です。Microsoft は、すべての人がこの新しいハイブリッドの世界で仕事や学習をうまく続けていくのに役立つようなエクスペリエンスを構築しています。本日 Microsoft Ignite で、ハイブリッドの世界のために設計された新機能を発表します。社内外の参加者向けの Microsoft Teams での新しいデジタル イベント エクスペリエンスから、Microsoft Viva の提供開始の最新情報まで、盛りだくさんの内容となっています。詳しく見ていきましょう。境界をなくして組織間のつながりとコラボレーションをもっと簡単にするリッチで、聞き手を引き付けるデジタル イベントは、コラボレーションを成功させるうえで今まで以上に重要になっています。参加者が内部だけか、外部だけか、その両方の組み合わせかを問いません。このたび発表する新機能で、あらゆる組織やイベント規模でのコラボレーションがさらに簡単になります。 コラボレーションとナレッジ マネージメントを向上させるMicrosoft Teams は、小規模な社内ミーティングから大規模なオンライン イベントまで、幅広いコミュニケーションの要望に対応しています。Teams で 対話型のウェビナーを簡単に計画して実施できるようになりました。これには組織内外から最大 1,000 人が参加することができます。ウェビナーのエクスペリエンスをエンドツーエンドでサポートするための機能として、カスタム登録、豊富なプレゼンテーション オプション、開催者向けコントロール (例: 参加者のチャットやビデオを無効にすることが可能)、イベント後のレポートなどがあります。ウェビナーの参加者が 1,000 人を超える場合も、Teams はシームレスにスケーリングし、最大 10,000 人が視聴のみで参加できるブロードキャストを実施できます。さらに、現在はリモート ワークの増加が続いているため、本年末までこの上限を 20,000 人に引き上げます。これらの新しいイベント機能は、現在ご利用いただいている Office や Microsoft の多くのプランに含まれています。