テクノロジは、人々が物事を成し遂げる方法を変えています。そのスピードも速くなりました。仕事は、共同ですることが増えています。そして、時間や場所の境界があいまいになりつつあります。私たちがお客様に、なぜ Office を重要な仕事のためのツールとして選び続けるかをたずねると、Office アプリのパワーが好きだからという答えが返ってきます。機能の幅広さと奥深さは業界内に並ぶものがなく、他の製品では不可能でも Office ならばできる作業もあります。しかしそれと同時に、Office は環境の変化に適応する必要があるという意見や、ユーザー エクスペリエンスをシンプルにして Office のパワーにもっと簡単にアクセスできるようにしてほしいという声もいただいてきました。本日、Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook のユーザー エクスペリエンスを更新することをお知らせします。この更新は、今後数か月の間に段階的にお客様の環境に展開する予定です。これらの変更は、新しい働き方の文化に触発されて生まれたものであり、パワーとシンプルさのバランスを取るように設計されています。 Office の月間ユーザー数は 10 億を超えているため、今回の変更をお届けするのが楽しみであると同時に、物事をきちんと進めることの重要さをかみしめています。作業を進めるにあたり、私たちは “3 つの C” を指針とすることにしました。これらの指針の下では、ユーザー エクスペリエンス更新のプロセスがこれまでとは違うものに感じられるため、ここで紹介したいと思います。 お客様 (Customers): 私たちは、お客様主導型のイノベーション プロセスを使って Office アプリのデザインを共創しています。このプロセスは 3 つのフェーズで構成されており、その 3 つとはお客様に対する初期調査と分析、概念形成と共創、そして検証と改善です。 作業の背景 (Context): お客様には Office のパワーが好まれていますが、すべての機能が同時に必要になるわけではありません。新しいデザインは、ユーザーがどのような背景状況で作業しているかを理解するように設計されているので、ユーザーはすべきことに専念できます。つまり、ユーザーがしようとしている作業に基づいて関連性の高いコマンドが自動的に表示されます。また、他の人とつながって共同作業するのも簡単です。 制御 (Control): 既に確立したスキルやルーティンには大きな影響力があります。そして、人々がどのようにアプリを使うかは、ユーザー インターフェイスの特定の部分によって決まることもよくあります。したがって、私たちはユーザーに制御を委ねるように設計しました。つまり、大きな変更のオンとオフの切り替えができるようにしました。 これらの更新が反映されるのは、Office.