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Microsoft 365
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Microsoft 365 の 4 月の最新情報まとめ – コンプライアンスを効率化し、コラボレーションをインクルーシブで魅力的なものにする新しいツール

今月リリースされた Microsoft 365 の新しい機能とサービスは、コンプライアンス要件の遵守やセキュリティ ポリシーの管理に役立ち、さらに多くのユーザーにコンテンツをアピールすることができます。

この記事では、4 月に追加された新機能をご紹介します。

リスクの評価と軽減、機密データの保護

コンプライアンス関連のリスクを評価してポリシーを管理し、組織内外の機密データを保護できるように設計された、新しいソリューションをリリースします。

リスクの高い機密データを管理: Microsoft は本日、多数の新しいコンプライアンス機能の提供開始を発表しました。これらの機能により、組織全体でデータ プライバシーをより厳密に制御することができます。コンプライアンス マネージャーで、組織で使用されているどのアプリケーションについてもリスク評価を独自に作成できるようになりました。Office 365 Advanced Message Encryption により、管理者は暗号化されたメールを失効させ、期限切れにすることができます。さらに、Office 365 セキュリティ/コンプライアンス センターの新しいデータ調査機能により、危険性の高いコンテンツ (フィッシング詐欺メールや機密データの漏洩など) を検索して、リスクを修復するための処置を講じることができます。

Exchange 管理センターのスクリーンショット。

Office 365 の Multi-Geo Capabilities でデータ所在地のニーズに対応: Multi-Geo Capabilities を使用することにより、お客様は Exchange および OneDrive のデータに加えて、SharePoint チーム サイトおよび Office 365 グループのコンテンツを格納する場所を制御できるようになりました。多国籍企業では、Multi-Geo Capabilities を使用して各従業員の Office 365 コンテンツの格納場所を制御することにより、Office 365 の地域、業界固有、または組織のデータ所在地要件に容易に準拠することができます。詳細については、Microsoft の担当者にお問い合わせください。

組織のセキュリティ ニーズに合わせたセキュリティ ポリシーを展開: セキュリティ ポリシー アドバイザーは、行動ベースの分析を使用する新しいサービスで、IT 管理者は、カスタマイズしたポリシーを適用することによるリスクとメリットを数量化して、ポリシーの正常性を経時的に監視することができます。管理者はワンクリックでポリシーを展開することができ、ポリシーの更新やロール バックも簡単に行うことができます。さらに、IT 管理者はこれらの機能を使用して、ワークフローを効率化し、ポリシー全体を管理することができます。このサービスは、Office 365 ProPlus をお持ちのすべての組織を対象に、プレビューとして使用できるようになりました。使用を開始するには、Office クライアント管理ポータルにアクセスします。

攻撃対象ユーザーに関する Microsoft Office クライアントの推奨事項の画像。

Azure AD パスワード保護でセキュリティ体制を強化: 今月初め、Microsoft は Azure AD パスワード保護の一般提供を開始することを発表しました。Azure AD パスワード保護により、ユーザーが安全性の低い脆弱なパスワードを選択できないようにして、パスワード スプレー攻撃によるセキュリティ侵害のリスクを低減させることができます。使用を開始するには、全体管理者のアカウントで Azure ポータルにサインインします。

Microsoft Azure の禁止パスワードの一覧のスクリーンショット。

より多くのユーザーとつながる

さらに多くのユーザーとつながり、複数の言語でより魅力的なコンテンツを作成することができる新しい機能をご紹介します。

Microsoft Kaizala で組織内外のユーザーとつながり、連携する: 今月初め、Microsoft は Office 365 をご利用の世界中のお客様を対象に、Microsoft Kaizala を展開することを発表しました。Kaizala は、シンプルかつセキュリティで保護された作業管理およびメッセージング用アプリで、今後 12 か月から 18 か月をかけて Microsoft Teams に統合される予定です。Kaizala により、組織のディレクトリ外の大規模なグループ (契約社員、ベンダー、パートナー、お客様など) と安全につながり、連携することができます。電話番号ベースの ID を使用することで、簡単にオンボードでき、シンプルなモバイル ユーザー エクスペリエンスで操作できます。Microsoft Kaizala は、iOSAndroid のストアから今すぐダウンロードできます。

Microsoft Kaizala のスクリーンショット。

PowerPoint のエディター向け複数言語サポートにより言語の壁を打破する: どんな言語がスライドに含まれていても、文法、単語の選択、簡潔さについて修正候補が表示されます。PowerPoint のエディターでは、同じスライド上で複数言語がサポートされるため、全員参加のグローバルなプレゼンテーション、レッスン計画、インクルーシブな学習に最適です。PowerPoint のエディター向けの複数言語サポートは、今月から Office Insider 参加者を対象に展開が開始されます。

Microsoft PowerPoint スライドで利用される複数言語サポートのスクリーンショット。

その他の更新

  • IT 管理者は、Office から Microsoft に送信される診断データと関連データのレベルを決定できるようになりました。これらのデータは、Office アプリを最新の状態に保ち、セキュリティで保護し、想定どおりの動作を実現するために使用されます。
  • OneNote でコンテンツを強調表示すると、コンテキスト書式設定ツールを含む新しいミニ ツール バーがテキストの上に表示され、すばやく編集できるようになりました。
  • Office 365 全体で、アイコンを挿入するときに選択できるアイコンに、アクセシビリティ、休日、プロセスなどのカテゴリが新たに追加され、選択可能なアイコンが約 350 個増えました。
  • Office 365 の 3D ガイドラインが新しくリリースされました。これは、Office エコシステムとともに使用できるカスタムの 3D オブジェクトを作成する際に役立ちます。