一般法人向けの正常性追跡ツール MyAnalytics をより多くのお客様が利用可能に
一般法人向けの正常性追跡ツールである MyAnalytics を、Office 365、および Microsoft 365 Enterprise および Business スイート製品 (Exchange Online を含む) を使用しているすべてのユーザーが利用できるようになります。以前は、MyAnalytics は Enterprise E5 プランで、または E1 から E3 プランまではアドオンとしてのみ使用できました。
MyAnalytics では、個人用ダッシュボード、Outlook アドイン、毎週のメール送信により、業務でどのように時間を費やしているかが要約されます。また、生産性の低い会議時間の削減から、残業時間の短縮まで、より効率的に働くための方法が提案されます。また人工知能 (AI) も利用されており、自分が関わっていることについてメールにフラグを設定することで、自分のタスクを常に把握できます。
MyAnalytics ダッシュボード。
業務でどのように時間を費やしているかについて、新しい分析情報からより完全な全体像を把握する
Microsoft では製品を継続的に進化させていますが、本日は MyAnalytics に追加される分析情報についてご説明します。MyAnalytics では現在、Outlook のメールや会議、また Skype for Business の通話やチャットに費やされた時間に基づいて、分析情報が提供されています。Microsoft では今月、Microsoft Teams 通話およびチャットのほか、OneDrive および SharePoint に保存されたドキュメントからの信号に基づく、新しい分析情報を追加します。329,000 の組織および Fortune 100 社中の 87 社が Teams を使用している今、業務でどのように時間を費やしているかについて、より完全な全体像を示すという Microsoft の目標に一歩近づいています。
MyAnalytics Outlook アドインおよび毎週のメール。
最近の Gallup 社による調査によれば、正社員の 3 分の 2 が職場での過労を経験しています。過労には、加速する仕事のペース、チャット、メール、会議などの共同作業の増加、仕事と生活の境目があいまいになるようなテクノロジの継続的な流れなど、複数の要因が関与しています。Microsoft のお客様は、従業員が集中できる時間を見つけ、仕事と生活のバランスを改善して、より適切な会議習慣を身につけ、同僚とより深い関係を築くことができるよう手助けすることで、このような課題に対処する方法を模索しています。Microsoft の目標は、数百万社にのぼるお客様に対して MyAnalytics の機能を使用できるようにすることで、世界中の人々が、バランスが取れ、そして満足のいく仕事ができるようにすることです。
提供状況: Microsoft Teams および OneDrive または SharePoint に保存されたドキュメントからの MyAnalytics 分析情報は、2019 年 1 月より、MyAnalytics の既存のお客様に対してロールアウトが開始されます。本日の更新情報により、MyAnalytics は Microsoft 365 E5、E3、Business、Office 365 E5、E3、E1、Business Premium、Business Essentials プランで利用できるようになります。MyAnalytics の機能は段階的にロールアウトされ、Outlook アドインから開始されます。2019 年 3 月中旬以降、MyAnalytics ライセンスが割り当てられ認証されますが、ユーザーには MyAnalytics の機能は表示されません。4 月中旬には、管理者に Exchange 管理センターで切り替えボタンが表示され始め、MyAnalytics 機能のテナントレベルでの管理がサポートされます。アドイン機能は、2019 年 3 月 15 日にロールアウトが開始されます。
注: 本日は、企業のお客様向けの新しいセキュリティとコンプライアンスのパッケージについても発表します。 詳細については、「Microsoft 365 の新しい先進的なセキュリティとコンプライアンスの製品のご紹介」をご覧ください。
編集者より 2019/3/15:
この投稿は、MyAnalytics 機能の最近の可用性を反映するために更新されました。