Azure サービスの購入・管理プロセスの改善
2019/1/10
日本は対象外の地域となっています。日本を含む今回対象外の地域におけるラウンチは未定となっています。
2019 年 3 月、マイクロソフトの直販チャネルに Azure の新しい購入方法と管理方法が導入され、お客様はこれまでよりも簡単かつ効率的に当社の製品ライセンスをご購入いただけるようになります。この新しいコマース モデルには、現在 Azure の購入に使用されている契約書の代わりに、効率的なデジタル契約書「Microsoft Customer Agreement (マイクロソフト カスタマー アグリーメント)」が利用されます。また、お客様の Azure 活用をサポートするために、課金やコストの高度な管理機能、サブスクリプションおよびアカウントの包括的な管理機能も提供されます。
2017 年、マイクロソフトはお客様とパートナー様による製品の購入エクスペリエンスを刷新するべく、モダン コマース への移行に着手しました。その一環として 2018 年の 10 月には、当社のあらゆるボリューム ライセンス プログラムについて見直しを行い、特にボリューム ライセンス契約の価格設定と割引に関する改訂を実施しています。そしてこのたび、Azure のお客様に対し、新たな購入方法と管理方法を提供することになりました。
お客様には以下のようにマイクロソフトの購入プロセスが大きく改善されたことを実感していただけると思います。
- ファースト パーティおよびサード パーティ製のマイクロソフト製品およびサービスをすべて 1 つのカタログに集約し、新しいマーケットプレースで販売
- 新しい 11 ページのシンプルな契約書 (Microsoft Customer Agreement) を提供し、契約書の提示から承認、保管までをすべてデジタルに処理
- パートナー経由、Web ポータル経由、マイクロソフト アカウント チームからの直接購入などのチャネルを問わず、製品およびサービスの購入方法と管理方法を統一
この新しい Azure サービスの購入方法は、Azure サービスの利用をできるだけ社内で管理したいというお客様のニーズに応えるものです。Enterprise Agreement (EA) や Azure のみのサーバーおよびクラウド加入契約 (SCE) に含まれるような管理サポートを必要としていないお客様に適しています。すばやく簡単に、コスト効率よく Azure サービスを購入して使用できる点が特長です。
マイクロソフトのパートナー企業は、この新しいコマース モデルにおいて重要な役割を担っており、今後もお客様に事前支援サービスや付加価値サービスを提供すると共に、マイクロソフトの製品やサービスを組み合わせた独自のソリューションをお届けしていきます。パートナー企業は、お客様のイノベーションと発展を支えるのに欠かせない存在と言えるでしょう。
この新しい Azure エクスペリエンスによって、お客様がこれまでよりも簡単にマイクロソフトの製品やサービスを利用できるようになることを願っています。
詳細については、よく寄せられる質問をご参照ください。
なお、この新しい Azure サービスの購入・管理方法についてマイクロソフトの担当者からまだ案内がない場合、お客様の地域ではこのプロセスがサポートされていない可能性があります。また、お客様に固有の条件で購入契約を結ばれている場合も、このプロセスの適用対象になっていない可能性があります。