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Azure Weekly Update – 2021 年 9 月 3 日

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Azure に関する発表のニュースレター

2021 年 8 月 27 日 ~ 2021 年 9 月 2 日

発表の概要

ターゲット リンク 概要
一般提供 – 更新数: 1
一般提供 – 更新数: 1
リージョンの更新 – 更新数: 2
廃止機能 – 更新数: 3
プレビュー機能 – 更新数: 1
プレビュー機能 – 更新数: 1
プレビュー機能 – 更新数: 1

発表の合計: 10

発表の詳細

Azure サービス: Backup

一般提供

Azure Data Box を使用した Azure のオフライン バックアップの一般提供が開始されました。このオフライン バックアップでは、Azure Data Box と Azure Data Box ディスクを使用して、大規模な初回バックアップを Azure Recovery Service コンテナーにオフラインでシード処理することができます。このシンプルでセキュアなソリューションを利用することで、Azure と互換性のある独自ディスクの調達、一時ストレージのプロビジョニング、追加ツールを使用したディスクの準備やデータのコピーはいずれも不要になります。

 

発表: 一般提供: Azure Data Box を使用した Azure Backup のオフライン バックアップ | Azure の更新情報 | Microsoft Azure

ドキュメント: Azure Data Box を使用したオフライン バックアップ – Azure Backup | Microsoft Docs

Azure サービス: Batch

一般提供

Azure Batch の使用により、大規模な並列ハイ パフォーマンス コンピューティング (HPC) バッチ ジョブを Azure で実行できます。以下に示す新たな Batch 機能が利用可能になりました。プールのマネージド ID: ユーザー割り当てマネージド ID を Batch プールに関連付けることで、プール ノードがその ID を使用して Azure リソースにアクセスできるようになります。また、このマネージド ID を使用して、リソース ファイルなど、Batch が明確にサポートしている Azure リソースにアクセスすることもできます。プールの仮想マシン拡張機能: 特定の仮想マシン拡張機能を Batch プールに関連付けることができます。指定した拡張機能が各プール ノードにインストールされます。プールの可用性ゾーンのサポート: 可用性ゾーンをサポートしているリージョンで、プールの VM サイズが利用可能なすべての可用性ゾーンにプール ノードを割り当てるように、プールを構成できるようになりました。プール ノードのエフェメラル OS ディスクのサポート: 一部の VM シリーズでは、リモートの Azure Storage ではなくローカルの VM ストレージに OS ディスクを作成する、エフェメラル OS ディスクがサポートされています。サポートされている VM サイズに対して、プール ノード用にエフェメラル OS ディスクを使用するように Batch プールで指定できるようになりました。マーケットプレースの VM イメージの正確なバージョン: ノードの作成に使用する特定のバージョンのプラットフォーム イメージやマーケットプレース イメージをプールに対して利用できるようになりました。サポートされている VM サイズのリスト: クラウド サービスのプールと仮想マシン プールの両方に対して、Batch でサポートされている VM サイズを (API、CLI、PowerShell を使用して) リストできるようになりました。アカウント認証制御: “allowedAuthenticationModes” プロパティを使用して、Batch アカウントに対するサービス API 認証メカニズムを Azure Active Directory のみに制限することができます。アクセス キー認証を使用した API 呼び出しは拒否されます。アプリケーションの制限: Batch アカウントのアプリケーションの最大数が 20 から 200 に増加しました。Batch のすべての更新については、サービス REST API と管理 REST API のバージョン管理に関するドキュメントを参照してください。

 

発表: 一般提供: Azure Batch の新機能 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure

ドキュメント: Batch プールでマネージド ID を構成する – Azure Batch | Microsoft Docs

Azure サービス: ExpressRoute

リージョンの更新

ExpressRoute のピアリングの場所として、シカゴ 2、プネー、ソウル 2 が新たに追加されました。

 

発表: 一般提供: Azure ExpressRoute: ExpressRoute の新たなピアリングの場所が利用可能に | Azure の更新情報 | Microsoft Azure

ドキュメント: 場所と接続プロバイダー: Azure ExpressRoute | Microsoft Docs

リージョンの更新

ExpressRoute Direct の新しい場所として、デンバー、ニューポート (ウェールズ)、プネーが新たに追加されました。

 

発表: 一般提供: Azure ExpressRoute: ExpressRoute Direct の新たな場所が利用可能に | Azure の更新情報 | Microsoft Azure

ドキュメント: Azure ExpressRoute Direct について | Microsoft Docs

Azure サービス: Functions

廃止機能

Node 6 のコミュニティ サポートが 2019 年 4 月 30 日に終了したため、Azure Functions でホストされている、Node 6 を使用しているアプリケーションは 2022 年 2 月 28日以降サポートされなくなります。

 

発表: Azure Functions での Node 6 のサポートが 2022 年 2 月 28 日に終了 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure

ドキュメント: Azure Functions の JavaScript 開発者向けガイド | Microsoft Docs

廃止機能

PowerShell 6 の サポートが 2020 年 9 月 4 日に終了したため、Azure Functions でホストされている、PowerShell 6 を使用しているアプリケーションは 2022 年 9 月 30日以降サポートされなくなります。

 

発表: Azure Functions での PowerShell 6 のサポートが 2022 年 9 月 30 日に終了 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure

ドキュメント: Azure Functions の PowerShell 開発者向けガイド | Microsoft Docs

廃止機能

Node 10 のコミュニティ サポートが 2021 年 4 月 30 日に終了したため、Azure Functions でホストされている、Node 10 を使用しているアプリケーションは 2022 年 9 月 30 日以降サポートされなくなります。

 

発表: Azure Functions での Node 10 のサポートが 2022 年 9 月 30 日に終了 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure

ドキュメント: Azure Functions の JavaScript 開発者向けガイド | Microsoft Docs

Azure サービス: Site Recovery

プレビュー機能

このたび、マイクロソフトでは、Azure Site Recovery を使用して VMware 仮想マシンを保護し、迅速なディザスター リカバリーを可能にする、よりシンプルで信頼性の高い方法のパブリック レビューを正式に発表いたします。ハイブリッドなディザスター リカバリー ソリューションの大々的なオーバーホールの実施により、以下の拡張機能を提供できるようになりました。ASR レプリケーション アプライアンスとモビリティ エージェントの自動アップグレード: 既存のアーキテクチャでは、構成サーバーのさまざまなコンポーネントとモビリティ サービスの手動による更新が大きな問題となっていました。作業を簡素化するために、現在では自動アップグレードをサポートしています。更新を受信すると、アプライアンス (刷新された構成サーバー) とモビリティ サービスの両方が、営業時間外に自動的に更新されます。また、自動アップグレードには、マシンのルート/管理者の資格情報は不要になります。このプレビューでは、資格情報は初期インストールにのみ必要です。より容易なスケール管理: アプライアンスは現在では単一の管理ユニットとなっており、コンポーネントのすべてが Azure にホストされたマイクロサービスに変換されています。これにより、トラブルシューティングが容易化されるだけでなく、スケール管理もこれまでよりはるかにスムーズになります。アプライアンスをスケールアウトするときには、別のアプライアンスを設定するだけで作業は完了です。アプライアンスの高可用性: アプライアンスの回復力もよく尋ねられるトピックとなっていましたが、マイクロソフトはこの点についても対処しました。プレビューでは、アプライアンスの定期的なバックアップはもう不要です。別のアプライアンスをスピンアップして、すべてのマシンを新しいアプライアンスに切り替えるだけで済みます。完全なレプリケーションの再実行を必要とすることなく、選択した保護対象マシンのすべてが新しいアプライアンスに切り替えられます。

 

発表: パブリック プレビュー: Azure Site Recovery を使用した VMware マシンのディザスター リカバリーの簡素化 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure

ドキュメント: Azure Site Recovery での VMware VM のディザスター リカバリー アーキテクチャ – プレビュー – Azure Site Recovery | Microsoft Docs

Azure サービス: Virtual Network

プレビュー機能

ピアリングを解除することなく、他の仮想ネットワークにピアリングされた Azure 仮想ネットワークのアドレス空間を更新するための新機能をリリースしました。この機能は現在、運用されているすべてのリージョンでプレビューが開始されています。この機能では、アプリケーションや、仮想ネットワーク間の接続にダウンタイムを発生させることなく、Azure 内のピアリングされた仮想ネットワークのサイズを自由に変更できます。

 

発表: パブリック プレビュー: アクティブなピアリングを持つ Azure 仮想ネットワークでのアドレス変更 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure

ドキュメント: ピアリングされた Azure 仮想ネットワークのサイズを変更する方法 – プレビュー開始 | Azure のブログと更新情報 | Microsoft Azure

Azure サービス: VMware Solution

プレビュー機能

Azure VMware Solution の一般的な管理タスクとして、LDAS/LDAP を介した Active Directory などの使用による外部 ID ソースの追加や、仮想マシンのストレージ ポリシーの編集などがあります。従来、オンプレミスでは、これらのタスクは VMware vCenter の管理者が実行しています。このたび、実行コマンドにより、これらのタスクの実行および実行の追跡、監査、編集のプロセスを Azure portal 内で直接利用できるようになりました。マイクロソフトでは、PowerShell コマンドレットを収集し、コマンドレットを Azure VMware Solution のパッケージとして公開することによって、クラウド管理者のエクスペリエンスを大幅に簡素化しました。クラウド管理者は、Azure portal の Azure VMware Solution ブレード内で、実行する必要があるタスクをパッケージのリストから選択し、グループ名、関連する資格情報、コマンドの保存タイムラインの詳細などのコマンド パラメーターを定義することができます。マイクロソフトでは、今後も Azure portal への PowerShell コマンドレット パッケージの追加を継続して行い、一部のサード パーティの独立系ソフトウェア ベンダー パッケージの設定や構成など、昇格された特権を必要とするその他の管理タスクをサポートしていきます。

 

発表: Azure VMware Solution での実行コマンドのパブリック レビューを開始 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure

ドキュメント: 概念 – Azure VMware Solution での実行コマンド – Azure VMware Solution | Microsoft Docs

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