Azure Weekly Update – 2021 年 3 月 26 日
2021 年 3 月 19 日 ~ 2021 年 3 月 25 日 |
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発表の概要 |
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API Management | 一般提供 – 更新数: 1 |
Automation | リージョンの更新 – 更新数: 1 |
Azure Regions | リージョンの更新 – 更新数: 1 |
Container Registry | リージョンの更新 – 更新数: 1 |
Cost Management | 一般提供 – 更新数: 1 |
Data Explorer | 一般提供 – 更新数: 1 |
Data Lake Storage | 一般提供 – 更新数: 1 |
IoT Central | 更新機能 – 更新数: 1 |
IoT Hub | 一般提供 – 更新数: 1 |
Kubernetes Service | 一般提供 – 更新数: 1 |
Media Services | 一般提供 – 更新数: 2 |
Monitor |
一般提供 – 更新数: 2 プレビュー機能 – 更新数: 1 |
Power BI Embedded | プレビュー機能 – 更新数: 1 |
Site Recovery | 新機能 – 更新数: 1 |
SQL Database | 一般提供 – 更新数: 1 |
SQL Managed Instance |
一般提供 – 更新数: 2 プレビュー機能 – 更新数: 3 |
SQL Migrate | 新機能 – 更新数: 1 |
Storage |
一般提供 – 更新数: 1 プレビュー機能 – 更新数: 1 |
Synapse Analytics | 一般提供 – 更新数: 1 |
Virtual Machines |
一般提供 – 更新数: 2 プレビュー機能 – 更新数: 1 |
Virtual Network | プレビュー機能 – 更新数: 1 |
VMWare Solution | リージョンの更新 – 更新数: 1 |
発表の合計: 32 |
発表の詳細
Azure サービス: API Management
一般提供
API Management で要求と応答の検証がサポートされることにより、お客様は、アドオン ソリューションを利用しなくても、指定された API スキーマに従わない API の要求と応答をブロックするか、またはログに記録できます。これにより、アドオンに伴う複雑さやコストを発生させることなく、独自の API を保護できます。要求と応答が以下の条件に該当する場合、ブロックされるか、またはログに記録される可能性があります。必要なクエリ パラメーターが不足している。JSON 本体が、宣言されている JSON スキーマを遵守していない。本体のサイズが大きすぎる。クエリ パラメーターが、指定されている正規表現パターンまたはデータ型に一致していない。ヘッダーが API スキーマで指定されていない。この機能は、今後数週間にわたってロールアウトされます。
発表: Azure API Management の要求と応答の検証ポリシーのサポートが一般提供を開始 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: Azure API Management の要求と応答の検証ポリシー | Microsoft Docs
Azure サービス: Automation
リージョンの更新
Azure Automation の英国西部での提供が開始されました。
発表: Azure Automation の英国西部での提供を開始 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: Azure Automation の概要 | Microsoft Docs
Azure サービス: Azure リージョン
リージョンの更新
可用性ゾーンのブラジル南部での一般提供が開始されました。
発表: ブラジル南部の可用性ゾーンの一般提供を開始 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
Azure サービス: Container Registry
リージョンの更新
Azure Container Registry のノルウェー東部リージョンでの一般提供が開始されました。Azure Container Registry により、あらゆる種類のコンテナー デプロイのイメージと成果物をビルド、保存、管理できます。
発表: Azure Container Registry のノルウェー東部リージョンでの一般提供を開始 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: リージョン別の Azure 製品 | Microsoft Azure
Azure サービス: Cost Management
一般提供
予測コスト アラートを使用して確実にクラウド支出を管理します。一般提供が開始された Azure Cost Management および Billing により、予測コストに対する Azure 予算アラートを使用して、コスト超過を防ぐことができます。
発表: 一般提供: Azure Cost Management および Billing の予測コスト アラートを使用して支出を監視 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: 予測コスト アラートを使用して Azure 予算の超過を防止 | Azure ブログと更新情報 | Microsoft Azure
Azure サービス: Data Explorer
一般提供
パフォーマンスを強化した Azure Data Explorer (ADX) の次期バージョンは、新しいワークロード シナリオおよび前のバージョンからのパフォーマンス向上を実現する拡張機能を提供します。
発表: 一般提供: Azure Data Explorer (ADX) のパフォーマンス向上 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: Data Explorer – Analytics Service | Microsoft Azure
Azure サービス: Data Lake Storage
一般提供
ディレクトリ スコープ Shared Access Signatures (SAS) が一般提供されています。ディレクトリ スコープ SAS により、ADLS Gen2 使用時に単一ディレクトリへの制限付きアクセスが提供されます。これにより、ディレクトリとその下にあるファイルにアクセスできます。
発表: ディレクトリ スコープ Shared Access Signatures (SAS) が一般提供 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: Shared Access Signatures (SAS) でデータの制限付きアクセスを付与する | Microsoft Docs
Azure サービス: IoT Central
更新された機能
インターフェイスの再利用: IoT Central で、デバイス モデル内でのインターフェイスの再利用のサポートが開始されました。これにより、デバイス開発者は、同じインターフェイスを使用するコンポーネントを使用して複雑なデバイス モデルを構築できます。たとえば、同じインターフェイスを参照する 2 つのサーモスタット コンポーネントを含む温度コントローラーなどのデバイスをモデル化できるようになります。API 更新情報: IoT Central API を使用して、PATCH 操作を備えたデバイス、プロパティ、ユーザーなどのエンティティを部分的に更新できるようになりました。PATCH 操作の詳細については、マイクロソフトの REST API ドキュメント「デバイス – 更新 (Azure IoT Central) | Microsoft Docs」などを参照してください。ダッシュボードの更新情報: 新しいダッシュボードの作成、ダッシュボード設定の別パネルへの移動などのエクスペリエンスを更新しました。ダッシュボードの右上隅のダッシュボード設定ボタンを使用して、ダッシュボード名、ダッシュボードの種類などの設定にアクセスできるようになりました。この更新によって、ユーザビリティを向上し、作成と編集のダッシュボード ワークフローの違いをわかりやすくしました。IoT Central のドキュメントの改善: 2 月に UI のツアーで使用している IoT Central のスクリーンショットを、過去数か月間の新しい変更内容がすべて反映されるように更新しました。さらに、コンテンツのアクセシビリティを向上するために代替テキストを追加しました。
発表: Azure IoT Central の新機能と更新機能 — 2021 年 2 月 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: IoT Hub から Azure IoT Central にデバイスを移動する方法 | Microsoft Docs
Azure サービス: IoT Hub
一般提供
本日より、IoT Hub の Azure ポータル API 呼び出しは、お客様のブラウザーからお客様の資格情報を使用して直接実行されます。つまり、これらの API 呼び出しがバックエンド サービス経由でプロキシされなくなります。これにより、セキュリティ、安定性、他の Azure サービスとの一貫性が向上します。
発表: 一般提供: IoT Hub Azure ポータル拡張機能の更新 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: Azure IoT Hub の IP フィルター | Microsoft Docs
Azure サービス: Kubernetes Service
一般提供
コンテナーの Azure Monitor で、Azure Kubernetes Service (AKS) のポッドとレプリカセットのライブ ログへのアクセスがサポートされるようになりました。Kubernetes デプロイメントのリアルタイムのライブ ログを参照できます。また、Log Analytics でデプロイメント ポッドの過去のログを検索、フィルター、表示したり、ポッドとレプリカセットのあらゆる問題のトラブルシューティングと診断を行ったりできます。
ドキュメント: Container insights を使用してライブ データを表示する – Azure Monitor | Microsoft Docs
Azure サービス: Media Services
一般提供
Media Services では、2020 年 5 月 1 日バージョンの Azure Media Services API で提供されている新しいセキュリティ機能が導入されています。これにより、お客様は、独自の暗号化キーを持ち込んでマネージド ID を使用できるようになります。以下の最新機能が含まれます。カスタマー マネージド キー: “2020-05-01” バージョンの API を使用して作成されたアカウントに保存されているコンテンツ キーと他のデータは、アカウント キーを使用して暗号化されます。今後はお客様が独自のキーを管理して、業界のコンプライアンス規制に準拠し、サービスのテナント分離を強化できます。お客様に暗号化キーの制御を委ねることは、不必要なアクセスを最小限にして、Microsoft サービスへの信頼を育む方法です。信頼されたストレージ: Media Services は、Media Services アカウントに関連付けられているマネージド ID を使用して Azure Storage にアクセスするように構成できます。マネージド ID を使用してストレージ アカウントにアクセスする場合、Media Services のストリーミングやエンコードなどのユース ケース シナリオをブロックすることなく、より制限の厳しいネットワーク ACL をストレージ アカウントで構成できます。マネージド ID: お客様は、Media Services アカウントのシステム割り当てマネージド ID を有効にして、キー コンテナー (カスタマー マネージド キーの場合) とストレージ アカウント (信頼されたストレージの場合) にアクセスできるようにすることができます。
発表: 一般提供: Media Services で新しいセキュリティ機能を導入 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: Bring Your Own Key (カスタマー マネージド キー) – Azure Media Services v3 | Microsoft Docs
一般提供
一般提供: Media Services に、ライブ イベントのウォーム状態からの起動時間を短縮する、新しい “スタンバイ” モードが追加されます。ライブ イベントでは、”スタンバイ” 状態の低コスト課金モードのサポートが開始されました。この新しい機能により、ライブ イベントの事前割り当てのコストを削減できます。ライブ イベントを高速起動する必要があるサービスを構築する際、通常は、割り当て済みのライブ イベントを複数保持して、数秒以内に “実行” 状態に遷移できるようにしておくことが重要です。これにより、イベントの開始にかかる時間が大幅に短縮され、低価格の測定モードで動作することでコストが削減されます。
発表: 一般提供: Media Services にライブ イベントのウォーム状態からの起動時間を短縮する新しい「スタンバイ」モードが追加 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: Azure Media Services におけるライブ イベントの状態と課金 – Azure Media Services v3 | Microsoft Docs
Azure サービス: Monitor
一般提供
Azure ダッシュボードでは、すばやく簡単な手順でお客様の Azure 資産を一元的に監視できます。Log Analytics では、クエリ結果と視覚化機能を Azure ダッシュボードにピン留めして、簡単に監視できます。
発表: 一般提供: Log Analytics パーツをピン留めできるように Azure ダッシュボード エクスペリエンスを強化 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: Azure Monitor Log Analytics のダッシュボード エクスペリエンスを強化 (microsoft.com)
一般提供
コンテナーの Azure Monitor で、Azure Kubernetes Service (AKS) のポッドとレプリカセットのライブ ログへのアクセスがサポートされるようになりました。Kubernetes デプロイメントのリアルタイムのライブ ログを参照できます。また、Log Analytics でデプロイメント ポッドの過去のログを検索、フィルター、表示したり、ポッドとレプリカセットのあらゆる問題のトラブルシューティングと診断を行ったりできます。
ドキュメント: Container insights を使用してライブ データを表示する – Azure Monitor | Microsoft Docs
プレビュー機能
Azure Monitor SQL Insights は、テレメトリの収集、分析、豊富なカスタム視覚化を自由に配置できる柔軟性の高いキャンバスを提供します。SQL Insights を使用する新しい対話型エクスペリエンスにより、テレメトリの収集と頻度をカスタマイズすることや、複数ソースのデータを結合してお客様の SQL 資産を一元的に監視することができます。SQL Insights は、Azure Monitor プラットフォーム上に構築されているので、お客様はネイティブのアラート機能や視覚化機能を利用できます。SQL Insights はエンタープライズ対応であり、お客様のリソース要件に合わせて簡単に規模を拡張できます。この機能は、Azure Virtual Machines 上の SQL Database、SQL Managed Instance、SQL Server のプレビューで提供されています。
発表: Azure SQL の Azure Monitor SQL Insights のパブリック プレビューを開始 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: SQL Insights による SQL 資産の監視 (プレビュー) – Azure Monitor | Microsoft Docs
Azure サービス: Power BI Embedded
プレビュー機能
新しい Power BI 埋め込み分析プレイグラウンドが、パブリック プレビューで稼働を開始しました。Power BI 埋め込み分析のホームであるこの新しいプレイグラウンドでは、ハンズオン コーディングを経験し、独自のレポートを埋め込み、クライアント API を操作してただちに結果を得ることができます。さらに、これらの機能をアプリケーションに適用する方法に関してインスピレーションを得られる、インタラクティブなショーケースが用意されています。最後に、最近作成したラーニング センターでは、お客様が統合を成功させるために必要な、関連するサンプル、チュートリアル、ドキュメントを提供しています。
発表: パブリック プレビュー: 新しい Power BI 埋め込み分析プレイグラウンドを発表 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: Power BI プレイグラウンド
Azure サービス: Site Recovery
新機能
可用性ゾーンは、従来は高可用性を求めるお客様が使用していましたが、特定のシナリオでは障害復旧にも利用できます。この機能により、データの配置場所とローカル コンプライアンスの維持を必要とする可能性があるシナリオに適した障害復旧オプションが提供されるので、セカンダリ リージョンで DR 戦略を構成する複雑さが軽減され、回復ポイントの目標 (RPO) が改善されます。
発表: Azure Site Recovery で DR シナリオを新しいゾーン機能まで拡張 | Azure ブログと更新情報 | Microsoft Azure
Azure サービス: SQL Database
一般提供
一般提供が開始された、Azure SQL Database、Azure Synapse Analytics、Azure SQL Managed Instance の動的データ マスク (DDM) の詳細なアクセス許可を使用すると、スキーマレベル、テーブルレベル、列レベルで UNMASK アクセス許可を付与または拒否できます。この拡張機能により、Azure の SQL アセットに対する不正アクセスをより詳細に制御および制限できるので、データ セキュリティ管理が向上します。
発表: 一般提供: Azure SQL と Azure Synapse Analytics の動的データ マスクによる詳細なアクセス許可 | Azure 更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: Azure SQL – Microsoft Tech Community
Azure サービス: SQL Managed Instance
一般提供
機械学習機能の一般提供が開始され、事前構成済みの SQL Managed Instance 上で独自の R または Python ランタイムを実行する際のパフォーマンスが向上しています。
発表: Azure SQL Managed Instance 上で Machine Learning Services が利用可能に | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
一般提供
一般提供が開始された、Azure SQL Database、Azure Synapse Analytics、Azure SQL Managed Instance の動的データ マスク (DDM) の詳細なアクセス許可を使用すると、スキーマレベル、テーブルレベル、列レベルで UNMASK アクセス許可を付与または拒否できます。この拡張機能により、Azure の SQL アセットに対する不正アクセスをより詳細に制御および制限できるので、データ セキュリティ管理が向上します。
発表: 一般提供: Azure SQL と Azure Synapse Analytics の動的データ マスクによる詳細なアクセス許可 | Azure 更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: Azure SQL – Microsoft Tech Community
プレビュー機能
Azure SQL Managed Instance の Service Broker メッセージ交換がパブリック プレビューになりました。Azure SQL Managed Instance の Service Broker コンポーネントでは、複数の独立した自己完結型サービスの付属データベース間において信頼性の高い安全なメッセージ交換をネイティブにサポートすることによって、それらのサービスから独自のアプリケーションを構成できます。クロスインスタンス メッセージ交換のプレビュー サポートによって、Azure SQL Managed Instance は、複数のインスタンス間で作業を分散するアプリケーションのデータ層をホストできます。証明書ベースの信頼が確立されているので、複数の Azure リージョンでホストされ、複数の Azure サブスクリプションと複数の Azure AD テナントに属するインスタンスを混在させることができます。
発表: Azure SQL Managed Instance の Service Broker メッセージ交換がパブリック プレビューに | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: Azure SQL Managed Instance のクロスインスタンス Service Broker メッセージ交換 – Microsoft Tech Community
Azure サービス: SQL Managed Instance
プレビュー機能
Azure Monitor SQL Insights は、テレメトリの収集、分析、豊富なカスタム視覚化を自由に配置できる柔軟性の高いキャンバスを提供します。SQL Insights を使用する新しい対話型エクスペリエンスにより、テレメトリの収集と頻度をカスタマイズすることや、複数ソースのデータを結合してお客様の SQL 資産を一元的に監視することができます。SQL Insights は、Azure Monitor プラットフォーム上に構築されているので、お客様はネイティブのアラート機能や視覚化機能を利用できます。SQL Insights はエンタープライズ対応であり、お客様のリソース要件に合わせて簡単に規模を拡張できます。この機能は、Azure Virtual Machines 上の SQL Database、SQL Managed Instance、SQL Server のプレビューで提供されています。
発表: Azure SQL の Azure Monitor SQL Insights のパブリック プレビューを開始 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: SQL Insights による SQL 資産の監視 (プレビュー) – Azure Monitor | Microsoft Docs
プレビュー機能
Azure SQL Managed Instance の自動バックアップでは 35 日間のデータベース バックアップが提供されますが、多くのアプリケーションが規制、コンプライアンス、または他のビジネス上の目的によって、それより長い期間のバックップを保持する必要があります。長期保有 (LTR) 機能を使用すると、独立した冗長構成の Azure Blob ストレージで最大 10 年間、指定した SQL Managed Instance の完全バックアップを自動的に保持できます。その場合、任意のバックアップを新規データベースとして復元できます。LTR は、単一インスタンスまたはプールされたインスタンスのどちらでも構成できます。
発表: Azure SQL Managed Instance のバックアップの長期保有 (LTR) がパブリック プレビューに | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: 自動の geo 冗長バックアップ – Azure SQL Database & Azure SQL Managed Instance | Microsoft Docs
Azure サービス: SQL Migrate
新機能
Azure SQL Database と Azure SQL Managed Instance への移行に備えて、VMware 環境で動作する SQL Server のインスタンスとデータベースを検出し、それらの構成、パフォーマンス、アプリケーションの依存関係を分析できるようになりました。評価には、Azure SQL の準備状況、ライトサイジング、コスト予測が含まれます。これにより、簡単な方法でお客様の SQL 資産全体を検出し、統一された手順で IaaS と PaaS の移行を評価できます。
発表: Azure Migrate で SQL Server の検出と評価を大規模にエージェントレスで実行 | Azure ブログと更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: 既存の Azure Migrate プロジェクト内の SQL Server インスタンスを検出する – Azure Migrate | Microsoft Docs
Azure サービス: Storage
一般提供
Azure Storage Explorer は、Azure Storage に保存されているデータのアップロード、ダウンロード、管理に役立ちます。今月、以下の新機能を含むバージョン v1.18.0 をリリースしました。Storage Explorer の起動時間と読み込み時間を短縮しました。新しい接続フローでリソースの種類を指定しやすくしました。Storage Explorer で AzCopy v10.8.0 を使用してデータ転送を高速化しました。ログ ファイルの名前をわかりやすくし、以前のログをクリーンアップしやすくしました。ADLS Gen2 アカウントで Shared Access Signatures (SAS) による承認が有効になりました。これにより、Storage Explorer を使用して SAS 経由で ADLS Gen2 Storage アカウント、コンテナー、またはフォルダーに接続できるようになりました。
発表: Azure Storage Explorer v1.18.0 の一般提供を開始 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: リリース · v1.18.0 microsoft/AzureStorageExplorer · GitHub
プレビュー機能
AzCopy v10.9.0 のプレビューの提供が開始されました。Google Cloud Platform (GCP) Storage から Microsoft Azure Storage のブロック Blob へのインポートがサポートされています。このバージョンでは、デバッグの必要性に応じて出力量が大きく変動するログのスキャンもサポートされています。blob をコピーする際にタグが保持され、list コマンドは最終更新時刻情報を出力します。
発表: AzCopy v10.9.0 がパブリック プレビューを開始: GCP から Azure ブロック Blob にインポート | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: リリース · AzCopy V10.9.0 · Azure/azure-storage-azcopy · GitHub
Azure サービス: Synapse Analytics
一般提供
一般提供が開始された、Azure SQL Database、Azure Synapse Analytics、Azure SQL Managed Instance の動的データ マスク (DDM) の詳細なアクセス許可を使用すると、スキーマレベル、テーブルレベル、列レベルで UNMASK アクセス許可を付与または拒否できます。この拡張機能により、Azure の SQL アセットに対する不正アクセスをより詳細に制御および制限できるので、データ セキュリティ管理が向上します。
発表: 一般提供: Azure SQL と Azure Synapse Analytics の動的データ マスクによる詳細なアクセス許可 | Azure 更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: Azure SQL – Microsoft Tech Community
Azure サービス: Virtual Machines
一般提供
HBv3 VM の一般提供が、米国東部、米国中南部、西ヨーロッパの Azure リージョンで開始されました。HBv3 仮想マシンは、AMD EPYC™ 7003 シリーズ (Milan) の CPU コア、448 GB の RAM、480 MB の L3 キャッシュを備え、同時マルチスレッディング (SMT) には対応していません。HBv2 仮想マシンが提供するメモリ帯域幅は最大 340 GB/秒です。HBv3 VM は、多様な HPC ワークロードのニーズをサポートするために、広い範囲の CPU コア数のデプロイに対応できます。メッセージ パッシング インターフェイス (MPI) の大規模時のパフォーマンス最適化を促進するために、HBv2 仮想マシンは、マイクロソフトのテクノロジ パートナーである NVIDIA Networking が提供する 200 Gb/秒の HDR InfiniBand を備えています。
発表: HBv3 シリーズ VM の米国東部、米国中南部、西ヨーロッパでの一般提供を開始 | Azure updates | Microsoft Azure
ドキュメント: 新しい HPC 向け Azure HBv3 仮想マシンによるパフォーマンスの向上と選択肢の増加 | Azure ブログと更新情報 | Microsoft Azure
一般提供
Shared Image Gallery (SIG) にある VM イメージを Azure Marketplace に公開できるようになりました。この機能により、vhd を抽出してアップロードし、SAS URI を生成する必要がなくなるので、イメージの準備、テスト、送信プロセスが簡素化されます。この機能を使用して、Azure 内でイメージのライフサイクル全体を管理できるようになりました。VM または vhd からイメージを作成して Shared Image Gallery に配置し、後で SIG イメージを選択するだけで、パートナー センターで公開できます。
発表: 一般提供: Shared Image Gallery の VM イメージを Azure Marketplace に公開 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: 承認済みのベース (Azure Marketplace) から Azure 仮想マシン (VM) オファーを作成する | Microsoft Docs
プレビュー機能
AMD がサポートする Azure コンフィデンシャル コンピューティング仮想マシンの限定プレビューを発表いたします。マイクロソフトは、AMD との技術パートナーシップを通じて新しい AMD EPYC™ 7003 シリーズのプロセッサベースのコンフィデンシャル仮想マシンを主要クラウド プロバイダーとして初めて提供することによって、Azure のお客様に提供するコンフィデンシャル コンピューティング オプションをさらに拡充します。この新しいアプローチは、Azure Kubernetes Service 向けコンフィデンシャル コンテナーなどの既存の Azure コンフィデンシャル コンピューティング ソリューションを補完します。また、コードを変更しないで新しいコンフィデンシャル アプリケーションを作成する可能性を開くことで、コンフィデンシャル アプリケーションの作成プロセスを大幅に簡素化します。
発表: 限定プレビュー: AMD がサポートする仮想マシン上のワークロードをコードの再コンパイルなしに機密にする | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: Azure コンフィデンシャル VM のプライベート プレビューへのサインアップ (office.com)
Azure サービス: Virtual Network
プレビュー機能
ExpressRoute プライベート ピアリングの IPv6 サポートのパブリック プレビューの提供を、ExpressRoute 回線により世界中で、および可用性ゾーンを含むリージョン内の Azure 環境で、それぞれ開始しました。IPv6 サポートにより、Azure を使用してモバイル市場と IoT 市場に進出しようとするとき、またはオンプレミス ネットワークの IPv4 の枯渇に対応しようとするときに、ハイブリッド接続を使用できるようになります。
発表: パブリック プレビュー: ExpressRoute プライベート ピアリングの IPv6 サポート | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: Azure ExpressRoute: Azure ポータルを使用して IPv6 サポートを追加する | Microsoft Docs
Azure サービス: VMWare Solution
リージョンの更新
新サービスの Azure VMware Solution は、2020 年の Microsoft Ignite で一般提供になりました。最初の提供リージョンは米国東部、米国西部、西ヨーロッパ、オーストラリアであり、その後、東日本、米国南部、カナダ中部、米国北部、北ヨーロッパ (ダブリン) の Azure リージョンでこのソリューションが利用できるようになりました。本日、Azure VMware Solution が東南アジア (シンガポール) リージョンで利用可能になったことを発表いたします。
発表: 東南アジア リージョンでの Azure VMware Solution の一般提供を開始 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
ドキュメント: Microsoft Azure VMware Solution (social27.com)