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データに関するインテリジェンスをもたらす SQL Server 2019 の一般提供を開始

SQL Server

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※このポストは、2019 年 11 月 4 日に投稿されたGain intelligence over data with SQL Server 2019, now generally availableに加筆および更新を行ったものです。

JG head shot

Azure Data & AI 担当ゼネラル マネージャー

本日、SQL Server 2019 の一般提供が開始されました。これまでの素晴らしい道のりでは、お客様から大きな反響をいただきました。Ignite 2018 で SQL Server 2019 のプレビューを発表して以来、その採用率は SQL Server 2017 を 50% 上回り、今までにリリースした SQL Server の中で最も優れた実績をあげています。

SQL Server 2019 が優れたパフォーマンス、セキュリティ、そしてすべてのデータに 関するインテリジェンスを提供

SQL Server 2019 は、新しいビッグ データ クラスター機能と強化されたデータ仮想化機能を兼ね備えており、構造化・非構造化を問わず、あらゆる種類のデータに関するインテリジェンスを企業にもたらします。SQL Server にこれらの強力な機能が加わったことで、ビッグデータの大規模な保管やクエリ実行だけでなく、SQL Server、Oracle、MongoDB、PostgreSQL など、保存先のデータベースにかかわらず、ビッグ データを構造化データと組み合わせることも可能になりました。SQL Server にはほかにも、包括的な分析を可能にする組み込みの AI 機能や、データに関するお客様のあらゆるニーズに対応する各種 AI ソリューションが用意されています。

SQL Server 2019 へのこの機能の組み込みは、Dr Foster (Telstra 傘下の医療分析会社) をはじめとする多くのお客様にご満足いただいています。

Dr Foster では、データの移動量を制限し、データ セットの重複を全社規模で削減し、ビジネス クリティカルなリレーショナル データをすべて明らかにするための操作を 1 つのアクセス ポイントから実行できるソリューションとして、統合データ プラットフォームを必要としていました。SQL Server 2019 のビッグ データ クラスター機能なら、Apache Spark™、HDFS、および強化された機械学習機能を利用すると同時に、コンプライアンスも維持しながら、統合データ プラットフォームでリレーショナル データを分析できます。” ​- Dr Foster、データ責任者、George Bayliffe 氏

SQL Server はパフォーマンスでは業界をリードしています。そして SQL Server 2019 は、アプリケーションの変更を必要とせずにクエリ パフォーマンスを大幅に向上させるインテリジェントなクエリ処理機能や、システム内のアクティブなトランザクションの数やサイズにかかわらず復旧時間を短縮できる高速化されたデータベース復旧機能など、重要な機能に投資することによって市場屈指のパフォーマンスを誇るデータベースを提供するというミッションに基づいています。

SQL Server 2019 にアップグレードすることで、ラテン アメリカを代表する銀行の 1 つである Itaú-Unibanco をはじめとするお客様が、パフォーマンスの著しい向上を実現されています。

SQL Server 2019 の新機能を利用して得たパフォーマンスと結果には大変満足しています。インテリジェントなクエリ処理機能により、当行の業務アプリケーションのスピードと処理能力が向上しました。また、高速化されたデータベース復旧機能により、長期にわたって実行されるアプリケーションのトランザクションをロール バックして、わずか数秒で復旧できることは、膨大な時間や人材を節約できるので、当行のデータベース管理者にとって大きな安心材料となっています。” ​- Itaú-Unibanco、データベース チーム担当マネージャー、Edilson Andrade de Albuquerque 氏

「」 – Itaú-Unibanco、データベース チーム担当マネージャー、Edilson Andrade de Albuquerque 氏

米国国立標準技術研究所の脆弱性評価レポートのデータを示す棒グラフ

* 米国国立標準技術研究所の脆弱性評価レポートのデータ

SQL Server 2019 は機密性の高い顧客データを保護する手段として、法人向け保険会社 Hiscox の信頼を獲得しています。

“SQL Server 2019 のセキュリティで保護されたエンクレーブにより、当社での実際のデータ処理やデータ分析の要件を抑制しなくても、お客様の最も機密性の高いデータへの厳格に制限されたクライアント アプリケーションに基づくアクセスを適用できるようになりました。” – Hiscox、データ担当テクニカル デザイン オーソリティ、Victoria Silversmith 氏

そして最大の利点として、お客様はこれらすべての新機能を SQL Server のライセンス コストはそのままでご利用いただけるほか、ソフトウェア アシュアランス付きのライセンスをお持ちのお客様には、ビジネス継続性をもたらす Azure のディザスター リカバリー用レプリカを無料でご利用いただけるなど、さらに多くの特典が用意されています。ぜひ、新しいソフトウェア アシュアランス特典の詳細とあわせて、SQL Server 2019 の機能について詳しく説明したSQL Server 2019 テクニカル ブログをご確認ください。

Azure で SQL Server 2019 を始めましょう

SQL Server は Azure で利用するのが一番だということに気付き始めている企業が増えていますが、その理由は簡単です。SQL Server を Azure で実行されているお客様は、SQL ワークロードに役立つ数々のイノベーションにアクセスできるためです。それらには、データベースの調整や保護に AI 機能を利用できることや、Azure SQL Database では SQL が常に最新の状態に維持されるためパッチの適用やアップグレードを行う必要がないこと、Azure SQL Database Hyperscale の無制限のデータベース ストレージなどが含まれます。アナリスト企業 GigaOm が最近発表したレポートでは、Azure SQL Database と AWS RDS で SQL Server のパフォーマンスが比較されています。その結果、SQL Database がミッション クリティカルなワークロードに対する価格性能比でトップであると同時に、 AWS RDS よりもコストを最大 86% 削減できることが明らかになりました。1

Price performance graph

パフォーマンスと価格性能比の比較結果について、詳しくはGigaOm のレポートをご覧ください。

SQL Server 2019 をお試しください

1価格性能比の内容は、マイクロソフトからの委託によって GigaOm が 2019 年 8 月に実施した調査のデータに基づきます。この調査では、価格性能比をシングル、80 vCore、ビジネス クリティカル サービス レベルでの Gen 5 Azure SQL Database と、AWS RDS の SQL Server 用 db.r4.16xlarge オファリングが比較されました。ベンチマーク データは、GigaOm Analytic Field Test のデータです。業界標準として評価されている TPC Benchmark™ E (TPC-E) から派生したテストで、読み取り専用トランザクションと更新を集中的に行うトランザクションの組み合わせに基づき、複雑な OLTP アプリケーション環境で見られるアクティビティをシミュレーションします。価格性能比は GigaOm によって計算されたものであり、クラウド プラットフォームを継続的に 3 年間実行するコストを、1 秒間のスループットあたりのトランザクション数で割っています。価格は 2019 年 8 月現在の米国一般提供価格 (Azure SQL Database は米国東部向け、AWS RDS は米国東部 (オハイオ州) 向け) に基づき、価格性能比の結果は GigaOm Analytic Field Test で詳述する構成に基づいています。そのため、構成とリージョンによっては実際の結果や価格が異なる場合があります。

※本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

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