Azure Weekly Update-2022年3月4日
Azure に関する発表のニュースレター
2022 年 2 月 25 日~ 2022 年 3 月 3 日
対象リンク | 概要 |
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一般提供 – 更新数: 1
プレビュー機能 – 更新数: 1
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一般提供 – 更新数: 1
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プレビュー機能 – 更新数: 1
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プレビュー機能 – 更新数: 1
更新機能 – 更新数: 1
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一般提供 – 更新数: 1
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一般提供 – 更新数: 1
リージョンの更新 – 更新数: 1
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プレビュー機能 – 更新数: 1
リージョンの更新 – 更新数: 1
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一般提供 – 更新数: 1
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プレビュー機能 – 更新数: 2
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一般提供 – 更新数: 1
プレビュー機能 – 更新数: 2
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更新機能 – 更新数: 1
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発表の合計: 18 |
発表の詳細
Azure サービス: App Services
一般提供
Azure Static Web Apps では、staticwebapp.config.json ファイルを使用して、ルーティング、認証、ネットワークなどのさまざまな設定を構成できます。このたび、同じ構成ファイルを使用して、API 言語ランタイムを指定できるようになりました。
以下のように、アプリの staticwebapp.config.json 構成ファイルで API ランタイムのバージョンを指定できます。
発表: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/static-web-apps/configuration?WT.mc_id=wwc-aces#platform
プレビュー機能
Azure Marketplace で、App Service for Linux での WordPress の新機能のパブリック プレビューが開始されました。
これらの更新により、パフォーマンスが大幅に向上し、より柔軟なホスティング オプションが使用可能になり、構成が拡張されます。
このリリースにより、キャッシュや画像の圧縮などの領域の最適化によって、読み込み応答時間と書き込み応答時間がそれぞれ 10 分の 1 および 2 分 1 に短縮され、リソース使用量が 80% 削減されます。
4 つのホスティング プランが用意されているため、お客様の要件に最適なオプションを柔軟に選択できます。
構成に必要な処理はユーザー名とパスワードの作成のみです。その他の処理は自動的に行われます。
ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-wordpress-enhancements-for-app-service/
Azure サービス: Backup
一般提供
短い RPO (回復ポイントの目標) は、ビジネス クリティカルなデータを保持する Azure Files の主要な要件です。Azure Backup により、Azure Files のスナップショットベースのバックアップ ソリューションを使用して、最高で 4 時間の RPO を実現できます。1 日ごとに複数のバックアップを作成する機能を利用して、バックアップ ポリシーを作成または変更し、ファイル共有の複数のスナップショットを取得できます。Azure Files のコンテンツの更新頻度が高い場合、この機能により、就業時間に合わせてバックアップ スケジュールを定義できます。
Azure portal で複数のバックアップを構成できるプレビュー機能に加え、Powershell または Azure CLI を使用して、定義されたスケジュールに従って 1 日に複数のスナップショットをトリガーするバックアップ ポリシーを作成することも可能になりました。
ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/azurefiles-multiplebackups/
Azure サービス: Cognitive Services
プレビュー機能
Azure Form Recognizer で、以下の機能がパブリック プレビューで利用可能になります。
カスタム ドキュメント機能: カスタム モデルを作成して、非構造化ドキュメントからテキストを抽出できます。これにより、カスタム抽出機能の対象が構造化ドキュメント以外に拡大します。
一般ドキュメント機能: 選択マークの認識がサポートされるようになりました。
事前構築済みモデル: 税務や財務のユース ケースにおいて、源泉徴収票から情報を自動的に抽出して処理を迅速化したり、健康保険証から情報を自動的に抽出して処方箋や健診のプロセスを自動化したりすることができます。
Form Recognizer による読み取り API へのアクセス: Azure Cognitive Services の一部である Computer Vision を経由することなく、読み取り API にアクセスできます。これにより、デプロイのエクスペリエンスが合理化されます。
言語サポートの強化: 読み取り、レイアウト、およびカスタム フォームが、ロシア語、ヒンディー語、アラビア語などの地域言語を含む、164 の言語の印刷テキストをサポートするようになりました。また、このプレビューでは、手書きのサポートが日本語と韓国語に拡大しており、合計で 9 つの言語がサポートされます。
発表: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/applied-ai-services/form-recognizer/whats-new?tabs=csharp
Azure サービス: CosmosDB
プレビュー機能
ビジネス ロジックに不可欠なキーを使用して、Azure Cosmos DB 分析データをパーティション分割し、クエリとデータの読み込みパフォーマンスを向上させることができます。パーティション排除を使用すると、パーティション分割ストアでスキャンされるデータが減るため、分析クエリや読み込みが高速化します。また、ワークロードの更新または削除の回数が多い場合、データ処理の改善によるメリットも享受できます。
更新機能
MongoDB 用 Azure Cosmos DB API バージョン 4.2 には、新しい集計機能や、クライアント側のフィールドの暗号化などの改善されたセキュリティ機能が含まれています。これらの機能により、自ら新機能を開発することなく、これらの新機能を利用して、開発を加速できます。MongoDB 用 Azure Cosmos DB API 4.2 は、Azure portal で、新規または既存のデータベース アカウントを使用して、ダウンタイムなしで、数秒で有効にできます。
発表: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/cosmos-db/mongodb/feature-support-42?WT.mc_id=wwc-aces
Azure サービス: Cost Management
一般提供
Azure Cost Management and Billing での直接エンタープライズ契約の一般提供が開始されました。Azure Cost Management and Billing 上の商用クラウド向け直接エンタープライズ契約の新しいエクスペリエンスでは、部門、アカウント、サブスクリプションをシームレスに作成および管理できます。また、プロパティを表示したり、登録に関連するポリシーを管理したりすることもできます。この新しいエクスペリエンスでは、部門、アカウント、サブスクリプションに関するすべての関連情報が 1 か所で提供されます。
Azure サービス: IoT Central
一般提供
今回の更新により、Azure IoT Central の情報アーキテクチャが改善され、より簡単に UI をナビゲートし、製品機能を見つけることが可能になっています。また、ページの並べ替え、再グループ化、名称変更によるナビゲーション メニューの改善が行われています。
変更の詳細は以下のとおりです。
主要なタスク フロー (接続、分析、管理、拡張、セキュリティ、設定) に基づいたナビゲーション メニューのグループ化
以下のページの名称変更:
分析 -> データ エクスプローラー
アプリケーション -> アプリの管理
アプリケーションのカスタマイズ -> アプリの外観
ヘルプのカスタマイズ -> ヘルプのリンク
アプリケーション テンプレートのエクスポート -> アプリ テンプレートのエクスポート
デバイス ファイルのアップロード -> デバイス ファイルの保存
デバイス接続 -> デバイス接続グループ
ページ名に合わせた URL のクリーンアップ
新しい構成に合わせたロール ページの更新
既定のページの (ダッシュボードではなく) デバイスへの更新
ナビゲーション メニューの変更についてユーザーに知らせる通知の追加
発表: https://apps.azureiotcentral.com/build
ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/iotcentral-updated-navigation-menu/
リージョンの更新
米国中南部とカナダ中部で Azure IoT Central の一般提供が開始されました。
発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/iot-central/#overview
Azure サービス: NetApp Files
プレビュー機能
アプリケーション整合性スナップショット ツール (AzAcSnap) v5.1 は、Linux 環境 (SUSE、RHEL など) におけるサードパーティ データベース (SAP HANA) のデータ保護を省力化できるコマンドライン ツールです。
アプリケーション整合性スナップショット ツール v5.1 のパブリック プレビューは、以下の新機能をサポートします。
• Oracle Database のサポート
• Backint との共存
• RunBefore および RunAfter 機能
これらの新機能は、Azure NetApp Files、Azure BareMetal で使用でき、Azure マネージド ディスクでも使用できるようになりました。
発表: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-netapp-files/azacsnap-preview?tabs=oracle
リージョンの更新
オーストラリア中部 2 リージョンで Azure NetApp Files の提供が開始されました。また、オーストラリア中部とオーストラリア中部 2 のリージョン ペア間で、リージョン間レプリケーションが使用可能になりました。
Azure サービス: Purview
一般提供
Azure Purview のデータ カタログの規模が大きくなる中で、どの資産が信頼できるか理解することがデータ コンシューマーにとって重要になっています。データ コンシューマーは、資産が組織の品質基準を満たしているか、資産を信頼できるものと見なすことができるかを把握する必要があります。Azure Purview により、データ スチュワードは、資産を手動で承認し、組織または部門全体でそれらを使用する準備が整っていることを示すことができます。
発表: https://docs.microsoft.com/azure/purview/how-to-certify-assets?WT.mc_id=wwc-aces
ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/azure-purview-certify-assets/
Azure サービス: Spring Cloud
プレビュー機能
Azure Spring Cloud Enterprise は、マイクロソフトのクラウド プラットフォームに関する専門知識と VMware の革新的な Tanzu ポートフォリオを組み合わせるためのマイクロソフトと VMware の継続的なコラボレーションを象徴するソリューションです。また、マイクロソフトは、Azure Spring Cloud Enterprise を、任意の Azure サービス、任意のクラウド、または任意のオンプレミス システム間の移植が先天的に可能な多言語アプリケーションをデプロイできるアプリケーション プラットフォームにすべく取り組んでいます。パブリック プレビューの Azure Spring Cloud Enterprise では、以下を行うことができます。
VMware Tanzu Build Service と Buildpacks を使用して、Spring アプリケーションと多言語アプリケーションをデプロイして管理できます。
フル マネージドの Spring Cloud Gateway for VMware Tanzu と API portal for VMware Tanzu を使用して、クライアント要求をアプリケーションに簡単にルーティングできます。
Tanzu Build Service、Spring Cloud Gateway for Tanzu、API portal for VMware Tanzu、Application Configuration Service for VMware Tanzu、VMware Tanzu Service Registry など、Azure Spring Cloud Enterprise インスタンスの作成時に、フル マネージドの VMware Tanzu コンポーネントを選択できます。
VMware Spring Runtime サポート エンタイトルメントによる長期サポート (LTS) で Spring の可能性を完全に引き出すことができます。
Elastic、New Relic、Dynatrace、AppDynamics との新たな統合を含む、自動化、監視、統合、セキュリティなどの Azure エコシステムの各種機能を利用できます。
ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-azure-spring-cloud-enterprise/
プレビュー機能
Azure Spring Cloud のログとアプリケーション パフォーマンス管理 (APM) のデータを Elastic に統合した後、任意の場所 (オンプレミス、マルチクラウド、またはハイブリッド クラウド環境) から任意の種類のデータにアクセスできるようになります。この包括的なビューにより、Spring Boot アプリケーションのクラウドへの移行が合理化されます。
Elastic Cloud がセキュリティ、メンテナンス、維持に対応するため、お客様は、可視性、運用、回復性を向上させ、ビジネスを推進できます。また、チームは、Spring Boot のデータを環境全体の他の監視データ セットと関連付け、コンテキストを追加することで、エンドツーエンドの監視を行うことができます。
ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-elastic-and-azure-spring-cloud-integration/
Azure サービス: SQL Database
一般提供
2022 年 3 月初め、Azure SQL で以下の更新と機能拡張が行われました。
Azure SQL Hyperscale データベースで、ゾーン (ZRS) およびローカル (LRS) のバックアップ ストレージの冗長性オプションが使用可能になりました。
プレビュー機能
2022 年 3 月初め、Azure SQL で以下の更新と機能拡張が行われました。
ゾーン冗長構成を使用して、Azure SQL Hyperscale データベースの回復性を向上させることができます。
Azure SQL Managed Instance から Azure Data Lake のファイルに対して T-SQL クエリを実行できます。
ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/azure-sql-public-preview-updates-for-early-march-2022/
プレビュー機能
Azure Data Studio 用の Azure SQL Migration 拡張機能における SKU レコメンデーションのサポートのパブリック プレビューが開始されました。SKU レコメンデーション機能は、ソースの SQL Server のパフォーマンスと使用率に関する特性について評価し、適切なサイズの Azure SQL Managed Instance または Azure Virtual Machines 上の SQL Server を推奨することで、お客様の移行の取り組みを支援できます。また、Data Migration Assistant を使用して、SKU レコメンデーション用に収集したデータをインポートできます。
発表: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/dms/ads-sku-recommend?WT.mc_id=wwc-aces
Azure サービス: Virtual Machines
更新機能
Azure Red Hat OpenShift での OpenShift 4.9 のサポートの一般提供が開始されました。このリリースは、CRI-O ランタイムで Kubernetes 1.22 を使用します。
発表: https://docs.openshift.com/container-platform/4.9/release_notes/ocp-4-9-release-notes.html