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Azure Weekly Update-2022年9月9日

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Azure に関する発表のニュースレター

2022 年 9 月 2 日 ~ 2022 年 9 月 8 日

発表の概要

Data Explorer 新機能 – 更新数: 1
Storage 新機能 – 更新数: 1
Stream Analytics 一般提供 – 更新数: 1
新機能 – 更新数: 2
プレビュー機能 – 更新数: 1
更新機能 – 更新数: 1

発表の合計 7

発表の詳細

Azure サービス: Data Explorer

新機能

Kusto エミュレーターは、ローカルで使用可能な Kusto クエリ エンジンをカプセル化した Docker Container です。Kusto エミュレーターは、ライセンス条項に基づいて提供される無料オファリングで、ローカル開発と自動テストを行えるように設計されています。

Kusto エミュレーターを使用すると、Azure サービスのプロビジョニングやインターネット接続なしで、自動テストを行うことができます。これは、Kusto クエリ エンジンを使用して自動テストを行う効率的な手段となります。また、インターネット接続やプロビジョニングされたサービスに頼らずに、ローカル開発を行うことができます。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/kusto-emulator/

ドキュメント: https://docs.microsoft.com/azure/data-explorer/kusto-emulator-overview?WT.mc_id=wwc-aces

Azure サービス: Storage

新機能

リソース インスタンス ルールは、特定の Azure サービスの特定のリソースへのアクセスを制限することで、ストレージ アカウントへの安全な接続を実現します。

Azure Storage は、ストレージ アカウントへのアクセスの保護と制御を実現する多層化セキュリティ モデルを提供します。ネットワーク アクセス ルールを構成することで、特定の仮想ネットワークまたは IP アドレス範囲からのストレージ アカウントへのアクセスを制限できます。一部の Azure サービスは、マルチテナント インフラストラクチャで動作します。したがって、それらのサービスのリソースは、特定の仮想ネットワークに分離できません。

リソース インスタンス ルールにより、そうした Azure サービスの特定のリソース インスタンスからのアクセスのみを許可するようにストレージ アカウントを構成できるようになりました。たとえば、Azure Synapse は、仮想ネットワークに展開できない分析機能を提供します。Synapse ワークスペースでそうした機能を使用する場合、セキュリティで保護されたストレージ アカウントに対して、この Synapse ワークスペースからのトラフィックのみを許可するようにリソース インスタンス ルールを構成できます。

リソース インスタンスはストレージ アカウントと同じテナント内にある必要がありますが、テナント内のどのリソース グループまたはサブスクリプションに属していてもかまいません。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/storage-resource-instance-rules-ga/

ドキュメント: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/common/storage-network-security?WT.mc_id=wwc-aces&tabs=azure-portal

Azure サービス: Stream Analytics

新機能

Stream Analytics クラスターを使用して、専用の Synapse SQL プールに書き込むジョブをマネージド プライベート エンドポイント経由で安全に接続できるようになりました。この設定は、簡単な 2 ステップの工程で行うことができます。まず、Synapse SQL 出力をジョブに追加します。次に、Stream Analytics クラスターに移動して、リソース間の安全なプライベート接続を確立するマネージド プライベート エンドポイントを追加します。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/asa-synapsesql-pe/

ドキュメント: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/stream-analytics/private-endpoints?WT.mc_id=wwc-aces

一般提供

コードを一切記述することなく、Azure Database for PostgreSQL インスタンスを Stream Analytics ジョブへの出力として簡単に構成できます。この機能は一般提供が開始されています。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/asa-postgresql-ga/

ドキュメント: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/stream-analytics/postgresql-database-output?WT.mc_id=wwc-aces

新機能

Stream Analytics で、Azure Service Bus のキューとトピックへの接続時に、マネージド ID を認証モードとして使用できるようになります。これにより、クラウド アプリケーション作成時の資格情報管理に関する一般的な課題が解決します。資格情報を安全に保つことは重要であり、開発者のワークステーションに格納したり、ソース コントロールにチェックインしたりすべきではありません。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/asa-servicebus-mi-ga/

ドキュメント: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/stream-analytics/service-bus-managed-identity?WT.mc_id=wwc-aces

プレビュー機能

Microsoft Build 2022 で、Stream Analytics のノーコード エディターがパブリック プレビューで提供されることが発表されました。今月、以下のような新機能による更新が行われました。

新しい出力シンクのサポート: Azure SQL Database
Azure SQL Database からの参照データ入力ソースによるデータ エンリッチメント シナリオのサポート
トラブルシューティング用の診断ログを含む実行時ログの追加
入力/出力/操作を分類するリボンの新しいデザインによる UI の更新

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-stream-analytics-nocode-editor-updates-in-august-2022/

ドキュメント: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/stream-analytics/no-code-stream-processing?WT.mc_id=wwc-aces

更新機能

CPU を大量に消費するジョブのパフォーマンスが既定で最大 45% 向上しています。この向上により、そうしたジョブに割り当てるストリーミング ユニットの数を減らして、パフォーマンスに影響を及ぼすことなくコストを削減できます。

発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/asa-cpu-perf-increase/

ドキュメント: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/asa-cpu-perf-increase/

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