Azure Weekly Update-2022年8月12日
Azure に関する発表のニュースレター
2022 年 8 月 5 日 ~ 2022 年 8 月 11 日
対象リンク | 概要 |
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Automation | プレビュー機能 – 更新数: 1 |
Cognitive Services | 廃止機能 – 更新数: 1 |
Databricks | プレビュー機能 – 更新数: 1 リージョンの更新 – 更新数: 1 |
Lab Services | 更新機能 – 更新数: 1 |
Site Recovery | 一般提供 – 更新数: 1 |
Virtual Machines | プレビュー機能 – 更新数: 1 |
発表の合計: 7 |
発表の詳細
Azure サービス: Automation
プレビュー機能
Azure Automation の次世代の Update Management ソリューションである Update Management センターのパブリック プレビューが開始されました。Update Management センターは、あらゆるマシンの OS 更新プログラムの管理と制御を一元的に行うための、設定がシンプルで簡単に使用できるエクスペリエンスを提供します。以下のようなマシンに対応しています。
Windows および Linux オペレーティング システムを搭載したマシン
Azure にデプロイされたマシン、および Azure Arc を通じてデプロイされたオンプレミスのマシンや他のクラウド プラットフォームのマシン
発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-update-management-center-in-azure/
ドキュメント: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/update-center/?WT.mc_id=wwc-aces
Azure サービス: Cognitive Services
廃止機能
Computer Vision API v3.2 プレビュー版が 2023 年 1 月 30 日に廃止されます。お客様は、同日までに Computer Vision API v3.2 GA 版にワークロードを移行する必要があります。GA 版には、プレビュー版のすべての機能に加えて、画像キャプション モデルの向上や、OCR でのより多くの言語のサポートが含まれています。2023 年 1 月 30 日を過ぎると、Computer Vision API v3.2 プレビュー版の呼び出しを行えなくなります。サービスの中断を避けるため、2023 年 1 月 30 日までに Computer Vision API v3.2 GA 版にワークロードを移行してください。
発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/retirement-of-computer-vision-api-v32-previews-2/
Azure サービス: Databricks
プレビュー機能
Azure Databricks SQL の新機能である Azure Databricks 用サーバーレス SQL は、BI と SQL のワークロード向けのインスタント コンピューティングを提供します。管理作業は最小限で済み、全体的なコストを削減できる容量最適化機能を備えています。サーバーレス SQL は、ユーザーがレポートまたはクエリの実行を開始した時だけ料金が発生します。
サーバーレス SQL は、自身のスケジュールに合わせて作業し、クラスターの起動やスケール アウトを待たずにクエリを処理するためのインスタント コンピューティングを必要とする現代のビジネス アナリスト向けに構築されています。Power BI などのお気に入りの BI ツールでデータ レイクのデータを分析したいと考えているビジネス アナリストがいらっしゃる場合は、この機能のメリットを享受できます。この機能により、シンプルで高性能なソリューションを使用して、レイクハウスの豊富なリアルタイムのデータセットにアクセスしたいと考えているビジネス アナリストのために、レイクハウスの導入をより簡単に促進できるようになります。
発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/public-preview-serverless-sql-for-azure-databricks/
ドキュメント: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/databricks/sql/admin/serverless?WT.mc_id=wwc-aces
リージョンの更新
米国西部 3 で Azure Databricks の一般提供が開始されました。
発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/generally-available-azure-databricks-in-west-us-3/
ドキュメント: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/databricks/?WT.mc_id=wwc-aces
Azure サービス: Lab Services
更新機能
最新版の Azure Lab Services では、重要な機能が導入されているだけでなく、さまざまな改善と機能拡張が行われています。更新内容は以下のとおりです。
ラボの作成と公開の改善、バックエンドの信頼性の向上。
仮想マシンのアクセス パフォーマンスの向上。
Azure Virtual Networks 用の VNet インジェクションの導入。これにより教師やトレーナーは、仮想ネットワークをより細かく制御し、複雑な構成でラボを有効にして、幅広い種類のコースを担当できるようになります。
Azure Cost Management サービスによるコスト追跡の向上。
ラボ プロセスを自動化し、サービスに基づいてソリューションを構築するための .NET SDK、Python SDK、Azure PowerShell モジュール、ARM テンプレートへのアクセス。
Canvas 学習管理システムとの統合。
ドキュメント: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/lab-services/lab-services-whats-new?WT.mc_id=wwc-aces
Azure サービス: Site Recovery
一般提供
本日、Azure Site Recovery を使用して保護されている既存の VMware 仮想マシンを、従来の保護エクスペリエンスから最新の保護エクスペリエンスに移行するための移行機能の提供を開始することを正式に発表します。この機能を使用すると、構成サーバーを使用して実現されている VMware 仮想マシンの既存のレプリケーションを、ASR レプリケーション アプライアンスを使用して実現される最新のエクスペリエンスに移行できます。
この移行では、スマートな検出メカニズムによってガイダンスが提供され、重要でないレプリケートされたアイテムに対して完全な初期レプリケーションが再び実行されないようにします。また、ユーザーの利便性の向上と移行計画のサポートのために、移行の推定所要時間を計算して表示する機能が用意されています。さらには、このツールは堅牢なロールバック メカニズムと統合されており、何らかの理由で移行が失敗した場合は、操作が自動的にロールバックされ、従来のレプリケーション エクスペリエンスに戻ります。
セキュリティの強化、管理労力の軽減、スケーリングの簡素化、手動による介入の削減、オートメーション ファースト アプローチの導入を目的とした最新のエクスペリエンスに移行することをお勧めします。
Azure サービス: Virtual Machines
プレビュー機能
Azure Dedicated Host で、任意のホストを再起動するオプションが提供されることで、デプロイしたホストをより細かく制御できるようになります。再起動を行うと、ホストと、そのホストに関連付けられている VM が再起動されます。再起動後、それらは引き続き同じ物理ハードウェア上で実行されます。
現在プレビューで提供されているこの新機能により、ホスト レベルでトラブルシューティングの措置を講じることが可能になります。
発表: https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/adh-host-restart-preview/