Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1
Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 は、.NET Framework 2.0、3.0、3.5 に追加された多数の新機能を含む完全な累積的な更新プログラムであり、.NET Framework 2.0 および .NET Framework 3.0 のサブコンポーネントに対する累積的な保守更新プログラムも含んでいます。
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バージョン :
SP1
Date Published:
2008/11/18
File Name:
dotnetfx35setup.exe
File Size:
2.8 MB
.NET Framework Version 3.5 Service Pack 1 には、次の新機能が盛り込まれ、機能が強化されています。
- コードを書かずに迅速なデータ主導の開発を可能にする、基盤となるリッチなフレームワークを提供する ASP.NET 動的データが追加され、ASP.NET AJAX にはブラウザー履歴の管理 (戻るボタン) をサポートする機能が追加されました。 詳細については、「ASP.NET 4 および Visual Web Developer の新機能」を参照してください。
- .NET Framework 固有の画像のレイアウト最適化、完全に信頼されたアセンブリの厳密な名前検証の免除、アプリケーションの起動パフォーマンスの向上、エンドツーエンドのアプリケーション実行時間を節約するさらに優れた生成コード、およびオペレーティング システムでサポートされている場合に ASLR (Address Space Layout Randomization) モードで実行するマネージ コードを選択する機能を含む、CLR (共通言語ランタイム) の基本機能が強化されました。 また、ネットワーク共有から開くことができるマネージ アプリケーションは、ネイティブなアプリケーションと同じ動作をし、完全に信頼して実行できます。
- 起動時間の短縮およびビットマップ効果のパフォーマンス強化など、WPF (Windows Presentation Foundation) のパフォーマンスが強化されました。 WPF には、業務アプリケーションのサポート強化、固有の起動画面のサポート、DirectX ピクセル シェーダーのサポート、および新しい WebBrowser コントロールが新たに追加されました。
- ClickOnce アプリケーションの発行者は、シナリオに適している場合に署名およびハッシュを免除することを決定できます。開発者は、カスタマイズしたブランドを表示する ClickOnce アプリケーションをインストールするようプログラムできます。また、ClickOnce のエラー ダイアログ ボックスでは、Web 上のアプリケーション固有のサポート サイトへのリンクをサポートします。
- Entity Framework は、既存の一連の ADO.NET データ アクセス技術を拡張したものです。 Entity Framework を使用すると、開発者は、リレーショナル データベースで基盤となるデータベース モデルの代わりに、アプリケーション固有のドメイン モデルを使用するようにプログラムできます。 詳細については、「ADO.NET Entity Framework」を参照してください。 Entity Framework では、SQL Server 2008 の新しい型のサポート、エンティティの既定のグラフ シリアル化、およびエンティティ データ ソースなど、いくつかの追加の機能が導入されました。 今回のリリースの Entity Framework では、SQL Server 2008 の新しい日付およびファイル ストリーム機能をサポートします。グラフ シリアル化操作は、完全なグラフをデータ コントラクトとしてモデル化する Windows Communication Foundation (WCF) サービスを構築する開発者に有効です。 エンティティ データ ソースは、Entity Framework を使用して作業する ASP.NET Web アプリケーションの開発者に対して、従来と同じデータ ソース環境を提供します。
- LINQ to SQL では、SQL Server 2008 の新しい日付およびファイル ストリーム機能を新たにサポートします。
- ADO.NET Data Services フレームワークは、Web クライアントが企業ネットワーク内またはインターネット上で柔軟な REST (Representational State Transfer) ベースのデータ サービスとしてデータを公開できるようにする、パターンとライブラリを組み合わせたもので構成されています。 ADO.NET Data Services フレームワークでは、任意のデータ ソースでデータ サービスを作成できます。 ADO.NET Entity Framework との密接な統合により、基盤となるストレージ スキーマの概念表示モデルを簡単に表示できます。 ADO.NET Data Services フレームワークを使用して作成したサービスや互換性のある Windows Live (dev.live.com) サービスには、任意のプラットフォームから簡単にアクセスできます。 Microsoft プラットフォームで実行するクライアント アプリケーションには、データ サービスとのやり取りを簡単に行えるようにする一連のクライアント ライブラリが提供されます。 たとえば、.NET Framework ベースのクライアントは、LINQ を使用してデータ サービスにクエリを行ったり、シンプルな .NET Framework オブジェクト レイヤーを使用してサービスのデータを更新できます。
- Windows Communication Foundation では、相互運用性サポートの拡張、部分信頼シナリオでのデバッグ環境の機能強化、および Web 2.0 アプリケーションでより広範囲に使用できるように配信プロトコルのサポートを拡張することで、DataContract Serializer がさらに使いやすくなりました。
- .NET Framework Data Provider for SQL Server (SqlClient) では、SQL Server 2008 のファイル ストリームおよびスパース列機能を新たにサポートします。
対応オペレーティング システム
Windows Server 2003, Windows Server 2008, Windows Vista, Windows XP
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プロセッサ : 400 MHz Pentium および同等のプロセッサ (最小構成); 1 GHz Pentium および同等のプロセッサ (推奨)
- RAM : 96 MB (最小構成); 256 MB (推奨)
- ハード ディスク : 最大 500 MB の空き容量が必要
- CD または DVD ドライブ : 不要
- ディスプレイ : 800 x 600、256 色 (最小構成); 1024 x 768 High Color 32 ビット (推奨)
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プロセッサ : 400 MHz Pentium および同等のプロセッサ (最小構成); 1 GHz Pentium および同等のプロセッサ (推奨)
- 重要: サービス パックをインストールする前に、既知の問題に関するリリース ノートをお読みください。 ご使用の Windows バージョンに対する、最新の Service Pack および重要な更新プログラムがあるかどうかを確認してください。 最新の更新プログラムを検索するには、Windows Update にアクセスします。 また、この Service Pack をインストールする前に、Windows Installer 3.1 がインストールされていることを確認してください。
- ダウンロードを開始するには、このページの [ダウンロード] ボタンをクリックしてください。
- コンピューターにファイルをダウンロードして後でインストールする場合は、[保存] をクリックします。
- インストールを取り消す場合は、[キャンセル] をクリックします。
完全なパッケージ
ブートストラップではなく、完全なパッケージをダウンロードする場合は、以下のリンクをクリックしてください。
.NET Framework 3.5 Service Pack 1 (完全なパッケージ)
重要 : .NET Framework 3.5 SP1 パッケージ (ブートストラップ パッケージまたは完全なパッケージ) のインストール後、すぐに更新プログラム KB959209 をインストールして、アプリケーションの互換性に関する一連の既知の問題を解決してください。
また、Windows Vista x64 および Windows Server 2008 x64 の場合は、更新プログラム KB967190 をインストールして、XPS ドキュメントのファイル関連付けに関する問題を解決してください。- サービス パックに関するフィードバックは、https://connect.microsoft.com/VisualStudio からお寄せください。
次の情報は、英語以外のロケールを使用するオペレーティング システムに .NET Framework を配置する管理者に該当する場合があります。 このパッケージには、英語以外のロケール用のローカライズされたリソースは含まれていません。 既定では、ユーザーのオペレーティング システムの言語に一致する言語パックをダウンロードしてインストールします。 この動作は、.NET Framework の配置を管理する際の希望の動作でない場合があります。 自動的にダウンロードしないようするには、次のコマンドを使用します。
dotnetfx35setup.exe /lang:enu
詳細については、http://msdn.microsoft.com/library/cc160716.aspx にある「アプリケーションの開発者用の .NET Framework 3.5 導入ガイド」を参照してください。
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